すべての人に、
あたりまえの安心を。
平成18年、土木・建築部門で長年培ってきた技術力が評価され、より高度な技術力と安全性を求められる鉄道事業の分野に進出しました。在来線の各所にある鉄道トンネルや橋梁は、建設後100年を経過したものもあり、山陽新幹線についても開業40年を超えております。そういった鉄道構造物の維持管理の重要度が増してきている中、私たちは、鉄道構造物維持管理の補助業務に携わっております。今後も、日本の鉄道インフラを支える業務の一端を担うことにより、社会に貢献してまいります。
トンネル検査
鉄道車両が安全に旅客輸送を行えるように、トンネルコンクリートの品質を管理しております。経年劣化による剥落物防止のために、目視及び点検ハンマーによる検査を特殊検査車両を用いて行い、必要に応じて覆工補修を依頼します。
新幹線・在来線トンネルについて検査
主に点検ハンマーを使用しての打音検査で、目視による検査・プロファイラーを使用しての断面測定検査等があります。新幹線トンネル検査については、トンネル検査車を使用してのトンネル覆工コンクリートの打音検査が主となり、トンネル検査車のオペレーター業務も行っております。
在来線トンネル検査
軌陸車(道路・線路を走行できる)及びトロ足場(線路上の移動架台に足場を組み立てる)を使用しての検査が主となり、軌陸車のオペレーター業務も行っております。また、トンネル保守管理システムの入力及び報告書作成業務も行っております。
高架橋点検
高架下の建造物(歩行者や車両を含む)への落下物(コンクリート片等)被害を未然に防ぐ為の点検作業です。一般車両や歩行者の安全確保を第一に考えた交通規制を敷き、高所作業車を用いた剥落物の叩き落し等の作業を行っております。
新幹線・在来線高架橋についての点検
高所作業車を使用し、新幹線・在来線の主橋梁(河川部分を除く)の打音点検を行い、変状箇所(状態異常箇所)を確認し記録用紙(野帳)に記入する。報告書作成業務、及び橋梁保守管理システムへの一部入力業務を行っております。